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身近にあるしあわせ

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最近読んだもの

最近?1月はけっこうお気に入りの本がたくさん見つかり充実していました。でも、2月は子どものことや旅行などいろいろあってあまり読んでいないです。;;なので、最近ではなくほとんど1月の分です。

本との出会いも偶然がとても影響しているので、ピピっと来るものに出会えるとすごくうれしくなります。
でも、実際読んでみてがっくり来るのもたくさんありますが。
とりあえず、気に入ったものを忘れないうちに残しておかなくては、ということで・・・。
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♪森谷明子 「れんげ野原のまんなかで」
図書館が舞台のミステリー(?)怖くなく、やさしい感じの謎解きなので読みやすいです。図書館が舞台ということで借りてしまいましたが、面白く読めました。私は公民館の図書館をよく利用しますが、建物の構造も違ったり蔵書も違うので、それぞれ楽しませてもらっています。本も好きだけど、図書館という空間も好きなのかも知れません。

♪阿川佐和子 「婚約のあとで」
恋愛小説の短編集かと思っていたのですが、ちょっと違いました。一つの婚約を中心として、その周囲にいる女性たちの話がひろがっていきます。一つの出来事も人によって感じ方が違うので「この人はこう考えたんだ」というのが分かって面白いです。私としては結末に納得いかないところもありますが、人生は納得いかないことだらけだし仕方ないかと。
気に入ったというか、印象に残ってるのは「人生って一所懸命に考えて、どっちかの道を選ぶことを繰り返している・・・」というような(あくまで、というようなです。正確には覚えてません。)文章が出てくるところ。
その選ぶのが難しいしつらいときもあるんだけど、そうして今の自分やこれからの自分があるのだと。
そういえばユーミンの歌に「青いエアメイル」というのがあります。その中に「選ばなかったから失うのだと」という歌詞があって、私の頭の中をよくぐるぐるしています。とても重みのある詩です。

♪有川浩  「ラブコメ今昔」
「阪急電車」で好きになり、読むのはこれが2冊目。両方カバーがカラフルでかわいいです。べたべたの恋愛ものですが嫌味がなく、後味良し。自衛隊というスパイスがきいているせいでしょうか?
命をかけている仕事だという厳しさゆえ涙がでてしまうシーンもありますが、個性的なキャラクター盛りだくさんで楽しめました。

♪近藤史恵  「寒椿ゆれる」
時代物です。宮部みゆき、平岩弓枝、畠中恵など女性作家の時代物はけっこう読んでいましたが、この人も書くとは知りませんでした。
昨年「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」と続いたビストロ・パ・マルのシリーズ(グルメさん達におすすめ)や「賢者はベンチで思索する」が気に入り、新刊の棚にあったので手に取ってみたのですが、これも好みにぴったり。シリーズもので今までも3冊ほど出ているようなので、今度探してみます。

♪三浦しおん「仏果を得ず」
表紙の絵がかわいくて手に取りましたが、義太夫とか文楽とか分からないことだらけで絶対途中で挫折すると思いながら読み始めました。でも、そういう世界に入った男の子(人?)の生活や恋愛などが書かれていて読みやすく、面白くてあっという間に読み終えていました。タイトルで難しそうと敬遠している人がいたら、そんなこと無いのでぜひ読んでみてください。



おまけ
読書には、ティータイムも必要?
職場に臨時で来てくれているすてきなsさんが、スコーンをくれました。
昔バイトをしていたお店でいただくそうです。今度は買いに行きますね。
チャイ・ショコラオランジュ・ミックスチーズ。自分では買おうとはしないチョイスでしたが、食べてみると美味しい!!
やはり、スコーンにはコーヒーより紅茶でしょうか。

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by suikamama126 | 2009-03-07 05:17 | ほん
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