『川の底からこんにちは』
FMで面白いって聞いてからずっと見たかった映画です。
でも、高崎の小さい映画館でやっていただけだったので、見に行けなくて。
やっと見ることができました。
でも、すっごい下ネタばっかりで、若い人にはちょっとお勧めできないんですけど。
すごくスカっと爽快って感じのお話でした。
「仕方ないですよね~。」って、仕事にも人生にも妥協して生きてきたOL『佐和子』。
その彼女がダメダメなバツイチの彼とその連れ子といっしょに、病気で倒れた父の代わりにしじみの工場で働くことになってお話なんですけど。
満島ひかりちゃんがすごい。
怖いくらいすごい演技です。
『私なんて中の下の人間ですけど、中の下より上だって人いますか?いたら手を挙げてください!!!!!』って、反発してきた従業員のおばちゃんたちに訴えるところなんて目が血走ってて。圧巻でした。
そうそう、みんな偉く見えるけど、所詮たいしたこと無いのよ。
さあ、たいしたこと無い私だけど、今日も仕事だ!がんばるぞって気分になりました。
あと、映像の撮り方っていうのでしょうか、新社歌を歌うところで、みんな前傾姿勢で顔が大きく見えてすごく迫力がありました。
新社歌がまた、笑わせてくれます。「上がるよ上がるよ消費税~」「来るなら来てみろ大不況、そのときゃ政府を倒すまで~」なんて、つい口ずさんじゃいます。怖い~。
ばかばかしいかもしれないけど、すごく元気がもらえました。^^